働く警察官
彼の名前はマイケル。生粋のタスマニアンです。
彼の家に数日間、編集長とお世話になりました。
さてさて、色々な所でこのような警察車両を見かけますが、
後ろがどうなっているのか気になりませんか?
乗る事が無い事を祈りますが。
はい、マイケルが警察署見学に連れて行ってくれました。
暴れる酔っ払いや暴れる容疑者をここにブチ込みます。
中は強化プラスティックで出来ており、入ったら
ビンの中に入った虫のように何もする事が出来ません。
「はい、チーン」って感じでしょうか?
留置所です。どこもカメラが廻っています。
あらあら、編集長が「痴漢」で捕まったんでしょうか?
犯罪者面してますもんね。指紋採られていますよ。
これはCSI(鑑識)の牽引車です。
次は防弾ベストです。男の子の大切な部分も守ってくれるんですね。
ついでなんで、お巡りさんの装備品も紹介しましょうか。
警棒、手錠、無線はアメリカンポリスのように後ろから
催涙スプレーに、拳銃でしょうか。
拳銃はオーストリア(ヨーロッパ)のグロック社製で
口径は9x19mmで勿論、銃口等は鉄製ですがかなりの部分が
プラスティック樹脂で出来ていてかなり握りやすく
そして軽いみたいです。
安全な使用方法のマニュアル
up the shoutで薬室に装填。
弾薬は19発+17発+17発+薬室に1発の54発を携帯しているようです。
「先月逮捕した奴ら」って写真を見せて貰ったのですが
取り押さえ現場の写真なんですが、
良くは覚えていませんが画面をスクロールして行く度に激しく
そして面白く最後はオチまでついていて楽しませて頂きました。
拳銃を持った犯罪者も普通にいて、その拳銃の写真も見せて貰いました。
毎日、作ってくれるケートの食事は美味しいんですが、その前に
グレートオーシャンロードで車で寝泊りして携帯コンロで食事していた
僕達は餓鬼のようにむさぼり食べたので太りました。
毎日美味しいチーズ(常に高級チーズ三種類)にビール、ワイン
お酒のストックにはあまりの量に2人とも「いくらかかるの?!」ってビックリでした。
他にも酒の肴が高級品ばかり!
それを遠慮も無くグビグビいく編集長を見て
「僕はヤッパリ生粋の日本人だわ!」と思いました。
「えっ!?編集長、また脱線してっるって?、今編集しながら思ってるでしょ?
でも、働く人の私生活見たら親近感も湧くでしょ?」
だから続けます。
死に目に遭う機会が普通の人より圧倒的に多い警察官の休日はどうなんでしょうか?
休日はマイケルが元刑事だったから、刑事さんが尋ねて来たり
結婚した娘夫婦が尋ねて来て、孫に鼻の下を伸ばします。
孫がいない日は目の前にある海辺に
犬のデイジー(愛情表現として僕らの身体をよだれだらけにしてくれます。)と
行きボールを投げて遊んでやりながら、散歩に興じます。美しい夕日を見ながら。
会った事も無い僕達を
日の丸を掲げて出迎えてくれる所から始まり
毎日、歓待のシャワーを浴びせて頂き
マイケル・ケートご夫妻、本当に有難う御座いました。
さらにオーストラリアが好きになりました。